「坪」について考えてみる
「坪」について
お世話になっております。パルステージの倉岡です。梅雨入り前にこちらのブログを更新しています。
出勤時に雨だとげんなりしますが、風景として考えると、グレイッシュなトーンになって味わい深いですよね。
さて、今日は「坪」について書いていこうと思います。
坪とは広さの単位でお家や土地の大きさに用いられます。1.82ｍ×1.82ｍ＝3.3124㎡
数字だとイメージしづらいので大体、２畳くらいをイメージしていただければと思います。
坪単価とは文字通り１坪あたりの価格になります。
例えば、3000万の建物、30坪だと坪単価は100万円になりますね。
そんな坪単価、大手ハウスメーカーやローコスト住宅、工務店の値段を比較するのに大変便利です。
大体の指標ですが、大手ハウスメーカー 100-130万 ローコスト住宅 60-70万 弊社のような注文住宅、工務店 70-100万 でしょうか。
私たちのような工務店は、お客様と打ち合わせしてお家を作り上げていくので、予算の調整、割り当ての自由度が高い強みがあります。
また水回りなど住宅設備は、ローコスト住宅と弊社のような注文住宅はグレードが少し変わってきます。
※念のため、ローコスト住宅が安全性で劣るわけではないと思います。
実はざっくりな計算の「坪単価」
「価格」÷「坪数(広さ)」＝「坪単価」
この式で言うと、「価格」部分にどこまで算入するか…。
実は、明確な線引きがありま せん！ でして…
お家の付帯工事をこの「価格」に入れる工務店、入れない工務店で「坪単価」はかなり変わります。
総工事費＝本体工事7-8割＋付帯工事2-3割
| 本体工事費 | 〇仮設工事 〇基礎・土台工事 〇木工工事 〇屋根工事 〇建具工事 〇仕上げ工事 〇設備工事 など |
| 付帯工事費 | ● 外構工事 ● 水道管やガス管の引き込み工事 ● 造園工事 ● 屋外電気工事 ● 照明器具工事 など |
上記、付帯工事を「価格」に入れる場合と、入れない場合の比較をしてみます。
3000万の総工事費、30坪 付帯工事20%だとすると…
3000万×20%＝600万 →付帯工事
600万÷30坪＝20万円 →付帯工事部分の坪単価
〇坪単価 110万円のお家
〇坪単価 90万のお家
かなり印象が変わってくるのではないでしょうか？？各工務店によって、「坪単価」の基準が違います。
総額いくらかかるのか、その説明はしっかりしていただいた方が、失敗は少ないと思います。
さらに言えば、坪単価だけに固執せずに会社の空気感、担当者の知識と対応、この辺で工務店を選んでいただくのがおすすめです。
お家は一生で一度の大きな買い物ですので、ぜひ納得したうえで購入していただきたいです。
最後まで、お読みいただきありがとうございます。
Kuraoka
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