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pal stage

珪藻土塗り・造作棚建具

神戸市垂水区の現場では、内部壁の一部の珪藻土塗り工事を行いました。

事前に下塗りをしており、この日は上塗り(仕上げ塗り)を行っています。

DIY用の珪藻土材料では一回塗りの材料もあったりしますが、弊社でよく使用している珪藻土は下塗りをするものとなっています。

下塗りの目的は、下地の不陸調整・補強、仕上げ材の接着安定、仕上げ面のテカリ防止・軽減のため。

壁の下地である石膏ボード等はどうしてもジョイントの部分(継いでいるところ)などで動くもの。動きでやすい部分に事前に、定木やファイバーテープという下地補強のための材料を取り付け、下塗り材を上から塗って、補強しています。

また、この時期の左官仕上げは温度にも注意が必要です。

温度が急激に冷え込むと綺麗に仕上がらないため、温度の管理が大事になってきます。(昔、冬場の珪藻土塗りで、職人さんが帰ってからも現場に残り、ある程度の時間まで現場で一人、温度管理…ということもありました😅)

 

出隅の部分やニッチなど、塗りにくいところから塗っていっています。

キッチンの後方、造作収納棚には、建具が入りました。

完成まであと少し。丁寧に作業を進めていきます。

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