大掃除をする日があるのをご存知ですか?
そろそろ大掃除の時期がやってきましたね。
今朝の情報番組でも、お掃除のプロという方がキッチン掃除の仕方について説明されていました。
こういうのを見ると、すぐに試してみたくなりますよね。
と、いうことで午後からは100均に行こうと思っています。
アメリカやカナダでは『Spring Cleaning』といって、温かくなった春に大掃除する習慣があります。
暖かくなってからの方が、窓を開けたり、水を使ったりしやすいからなのでしょうね。
ところで、以前のブログにも書きましたが、私は一度に大掃除をするのではなく、11月に入ったら1か所ずつ決めて片付けるようにしています。
ですが、本来、大掃除はするべき日があるようです。
というのは、もともと、大掃除とは12月の宮中で欠かせない行事だった「煤払い(すすはらい)」を由来とするものでした。
一般の家庭においても、昔は家の中に囲炉裏やかまどがあり、家の中が煤だらけになったので、煤を払うことが掃除をすることの象徴でもありました。
また、払うという言葉には、清めるという意味があるため、新年の神様をお迎えするにあたり、家の中を清めたと言われています。
そして、この煤払いは「物忌み」を始める12月13日に行われていたそうです。
物忌みとは、災いを避けるため、一定期間は身を清めて家に籠もることです。
つまり昔の人々は、大掃除をすることで一年の汚れを落とし、家も身もキレイに清めた状態でお正月を迎えるための準備をしていたということですね。
ではなぜ12月13日なのでしょうか?
旧暦12月13日は、婚礼以外は万事に大吉とされる鬼宿日(きしゅくにち)だったため、江戸時代に江戸城で煤払いが行われるようになり、それが一般に広がったといわれています。
現代でも寺社や老舗の旅館は、この日を大切にしています。(旧暦の12/13は今では1/25なのですがね💦)
昔から、掃除をすると良いことがあると言われていますが、その最たるものが大掃除であり、隅々まできれいにすると、年神様がたくさんの福徳を授けてくださると信じられているのですね。
12月13日は今度の日曜日です。
私もこの日には頑張って残りの大掃除を仕上げたいなあと思っています。
年神様、どうか良いことがありますように・・・!
R.