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pal stage

カサ・ミラ

今日もJRで大阪まで出かけましたが、最近、街中や電車内でマスクをしていない人を見かけることはありません。

でも、そのかわり、車内ではほとんどの人が携帯電話を操作しています。

手は洗ったりジェルで消毒したりしますが、携帯電話って意外とウイルスがいっぱいなのでは?・・・😱

神経質な私は、帰宅時には少し前に購入したUVライトで消毒をするようにしています。

 

 

本当に、いつまでこんな生活が続くのでしょうね・・・

今月6日からは日本→ハワイへの入国が緩和されたとニュースになっていましたが、以前の様に自由に海外旅行が出来るようになるのはいつのことやら・・・

 

 

あ~また行きたいなあ・・・とこれまで旅した場所の写真を見返しています。

そこで今日は少しお勧めの写真(場所)をご紹介しますね。

 

アントニ・ガウディが1910年から2年かけて建てた集合住宅、「カサ・ミラ」

 

 

その建物には直線部分が全くありません。

一見、波や溶岩、岩場の様だとたとえられ、現代の建築様式とは全く違っています。

建設当時のバルセロナ市民はカサ・ミラを醜悪な建物と考え、「石切場(ラ・ペドレラ)」というニックネームをつけましたが、今日ではバル セロナを代表する歴史的建造物となっており、1984年にユネスコの世界遺産にも登録されました。

 

私が主人と訪れたのは2年前の10月です。

 

ガウディは作品の中で常に自然界の動物や植物を手本にしていました。このカサミラの場合もやはり、自然界の景色からインスピレーションを得たものと言われています。

 

それは例えば、スペイン カタルーニャにあるモンセラットという名の岩山であったり、トルコのカッパドキア、エーゲ海の波、植物などです。

 

モンセラット

 

カッパドキア

 

この植物がこの手すり

 

バルコニーの鉄の手すりは廃材の鉄を利用して作られており、全てのデザインが違っているということです。(元祖、サステナブル建築ですね)

 

 

この手すりは装飾として建物に華やかな特徴を与えているだけでなく、建築の強度を補完する効果的な組み合わせだと言われています。

 

また、不安定そうに見えますが、建物には6,000を超える石のブロックが使われていて、鉄の金属要素によって構造に組み込まれているため、大きな窓を作っても大丈夫なほど頑丈にできているのだそうです。

 

地上から屋上までの大きな吹き抜けが2か所にあり、自然光が効果的に取り入れられています。

 

 

また、屋上には、

摩訶不思議でダイナミックなオブジェたちがたくさんあります。

 

 

 

屋上のテーマは山だそうで、オブジェたちは山の尾根から突き出た峰々を表現しているとのことです。

しかもただのオブジェではなく、それぞれ煙突、換気塔、吹き抜け階段、天窓の役目を果たしています。

 

 

まさにガウディの特徴である「機能性」と「芸術性」を併せ持った建築物ですね。

 

 

 

屋根裏では、印象的なアーチ型の天井が広がります。ここは「エスパイ・ガウディ」と呼ばれていて、ガウディ建築に関する資料が展示されています。

 

 

一番びっくりするのが、今でもここに人が住んでいるということです。しかも家賃は建築当時のままだそうです。

 

またいつか行ける日が来たら、今度は夕暮れ時に、プロジェクションマッピングで彩られた建物を見てみたいなあ・・・

 

R.

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