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天井いろいろ

今日は暦の上では立秋ですが、全国的に猛暑にみまわれていますね💦

ちょっと外に出るだけで、汗が噴き出す感じです💦

 

さて、先日のブログでは天井の高さについて書きましたが、今日はデザイン(形状)や仕上げについてご紹介します。

 

 

 

まず、住宅における天井とは・・・

 

部屋の上部の面のことで、小屋組みや床組みを隠すための目的以外に、室温調整や屋根裏からの塵埃の落下防止といった役目もあります。

 

 

【天井のデザイン(形状)】

 

陸(ろく)天井・平(ひら)天井

 

天井面を水平につくった天井のこと、最も一般的に用いられています。

 

 

傾斜天井・勾配天井

 

屋根の勾配に合わせて天井をつくるなどした傾斜のある天井。

 

 

折上げ天井

 

 

天井の中央部分を一段高く凹ませた天井

 

 

腰折れ天井

 

 

天井の中央部分が水平で壁に向かって傾斜した天井。

 

舟底天井

 

 

緩やかな傾斜した天井で、船の底を逆さまにした形に似ていることから、この名前で呼ばれています。

なお、舟底天井よりも勾配が強いものを屋形天井といいます。

 

 

掛込み天井

 

 

平天井と傾斜天井を小壁を付けて組み合わせた天井。茶室や和風の玄関などに用いられ、空間を主と従に区分する意図があります。

 

 

 

 

次に、仕上げについてですが、

 

天井の仕上げ

【網代天井】

葦や杉、竹の薄板を斜めや縦横に編んだ網代を天井の下地板に取り付けた天井。
和室の床の間の天井などに使われます。

 

 

【化粧屋根裏天井】

天井を張らずに、梁や垂木などの小屋組を化粧材としてそのまま見せる天井。

 

【化粧床組天井】

1階の天井に2階の床板や梁、根太をそのまま使う天井。

 

 

【目透かし張り天井】

天井の板をぴったりと合わせず、板と板の間に6~9mm程度の隙間を設けて張る天井。

 

 

【格天井】

2~2.5寸角の格縁と呼ばれる角材を講師に組んで、その間に正方形の板を張った天井。
広い和室や格式を重んじる部屋の天井に使われます。

 

 

 

【竿縁(さおぶち)天井】

天井の回り縁に竿縁(杉や桧の角材や竹、桜の丸太)という細長い横木を45cm内外で取り付けて板を張った天井。
茶室などに使われます。

 

 

 

などがあります。

これらの中から、1つだけを選ぶのではなくて、組み合わせたり、各部屋によって変えたり・・・

 

 

 

 

 

天井のデザインはインテリアや、部屋の雰囲気にも大きく影響します。

そのため、天井を単体で考えるのではなく、空間全体としてよく考える必要があります。

 

 

 

高さ、デザイン、色、素材、仕上げ、どのような天井がお好みですか?

 

 

R.

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