住まいの階段どこにつける?
注文住宅を建てる時、平屋でない限り当然ですが階段が必要です。
家の中の動線を考えた場合、階段はとても重要なアイテムとなります。
では、階段は家のどの辺りにあると1番便利なのでしょうか?
便利さで言えば、家の中心付近にあるのが一番便利な気がします。
家の中心付近に階段があれば、2階部分の廊下を少なくできますし、2階の各部屋への動線も短くて済みます。
でも、通常家の中で1階はLDK中心の家族共有スペース、2階は家族それぞれのプライベートスペースとして使われることが多いため、共有スペースのどの位置に階段を設置するかもよく考える必要があります。
まず、リビングのなかに階段を設置するのか、それともリビング以外の場所にするかですが、
リビング内に設置する場合、リビングは家の中心付近に配置されることが多いので階段を家の中心に配置しやすくなります。
一方でリビング以外にする場合は、玄関からリビングへ行くまでに階段を配置するか、リビングを通りすぎてから設置するという形になるので、階段が家の端にくることが多くなります。
この場合、当然、家の中の動線は長くなります。
しかし、階段をリビング以外の場所に設置した場合、
・子どものお友達が遊びに来るときなどにもキッチンやリビングのプライバシーが守られる。
・1階の生活音(テレビの音)などが2階の寝室や勉強部屋に届きにくい。
などのメリットもあります。
また、階段をリビング内に設置した場合のメリットは、
・家族の存在が常に感じられる。
・子供が成長してからも目が届きやすい。
・玄関からの冷気が2階に上がりにくい。
などです。
最近ではで、家族間のコミュニケーションがとりやすいリビング内階段を設置される方が増えています。
素材や階段の形状も色々な種類のものがあります。
パルステージでは自然素材の家に合わせ、無垢材を使った階段がほとんどですが、中にはお好みやインテリア性の高い異素材を組み合わせたものもあります。
でもまずは、それぞれの家族構成や暮らし方にあった場所を選び、使いやすい階段を設置することが大切だと思います。
R.