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pal stage

畳の間

プランニングの初期段階、お家のイメージなどをヒアリングするときに必ず聞くこと。

「和室は必要ですか?」

和室が必要か必要でないかは、プランに大きく関わってくる部分です。

お家の大きさ(床面積)も、和室の有無で少し変わってきます。(お家をコンパクトに納めようとした場合は特に、和室ありの場合の方がやはり少し大きくなります)

最近は和室はなしでいい派が確実に増えてきていますが、「やっぱり畳の上でごろごろしたい」「和室があれば両親や来客が来た時に便利」という意見があるのも事実。

 

和室が必要か必要でないかを決める要素として

・リラックスするときはどこで?

・リビングではソファに座るか、床に座るか?

・遠方からご両親・ご親戚が泊まりにくることがあるかどうか?

・布団で寝るか、ベッドで寝るか?(家族・来客)

・小さいお子さんはいるかどうか?(畳の上で寝かすことがあるかどうか?)

・家事は椅子に座ってするか?床に座ってするか?(洗濯物を畳むのはどこで?)

などがあります。

「リビングではやっぱり畳の上でごろごろしたい!」と、リビングは縁なし畳ですっきり見せた畳部屋とする場合もありますし、

ベッドではなく布団を敷いて寝たいということで、寝室は畳を敷く場合も最近多かったりします。

家事がしやすいように動線を考えて、2階洗濯機→バルコニーで洗濯物を干す→窓際で室内干し→畳の上で洗濯物を畳む→2階のクローゼットへと、洗濯物の家事計画の中心に畳の間をつくる場合もあります。

ただ、リビングの大きさや部屋数が同じの場合、+αで和室をつくるとその分だけ家が大きくなる要素になるので、当然コストにも関わってきます。

和室をつくってリビングが小さくなるなら、和室はなしでリビングを広くしたいという意見も最近多かったりします。

 

結局、和室が必要かどうかは人それぞれなので、ご家族の生活をよく考えて決める必要があります。(勿論、決めるまでのお手伝いやアドバイスはさせていただきます)

 

部屋としては和室はいらないけど畳の上でゴロゴロしたいという方にとっては、畳コーナーや置き畳を部屋の一角に置くというのもおすすめ☆

お子さんが小さい時だけ畳が欲しいという方や、将来的には畳はとりたいけど今は欲しいという方にとって、置き畳はいいですね。

 

先日、ちょこっとリフォームで置き畳の設置に行きました。

家族の変化によって間仕切りを変えれるようにしていた大きなお部屋。その一角に四畳半の畳を敷きます。

通常であれば、大工さんに畳が納まる見切りをつくってもらってから、畳屋さんが採寸→製作となるのですが、いつ取り外すかもわからないしコストパフォーマンス重視でOKとのことで、既製品の畳に合わせて見切りを大工さんにつけてもらいました。

寸法を確認してあらかじめつくってあった造作材をお部屋に合わせて現場で加工。見切りの材の角に足をぶつけても痛くないように面を取ってもらっておきます。

いつでも元の無垢の床に戻せるようにと、見切りを取り外す場合も極力床に跡が残らないような方法で取り付けています。

完成です。工事にもそんなに時間もかかりません。

親御さんがお越しになった時にくつろいでもらったりできるようにと作りましたが、気分が変わればまた取り外せるという気楽さが良いですね。

畳の間、皆さんはどのようにお考えでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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