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木の家

昨日、木をテーマにした新国立競技場がオープニングを迎え、今、木造建築が見直されています。

 

平安時代、貴族の屋敷としての寝殿造りから始まり、その後、戦前までの日本では木造住宅が主流でしたよね。

湿度の高い日本では木の調湿機能をうまく利用した暮らし方だったに違いありません。

木は伐採され、建材となっても,そういった意味では生きています。

 

木の家ではこの調湿機能によって室内の湿度はほぼ一定の50%前後に保たれています。

 

この季節、乾燥でのどが痛くなったり風邪をひきやすかったりしますよね。

ですが、風邪の原因ウイルスは、湿度が約50%以上になると生存率は3%に減少し、

アレルギーの原因となるダニやカビは湿度70~80%以下になると増えなくなるといわれています。

湿度を50%前後に調節してくれる「木の家」はある意味私たちが健康に暮らすためのホームドクターとも言えますね?

 

木造住宅の利点は他にもあります。

ちょっと古い資料になりますが。

下の図は静岡大学で、木製・鉄製・コンクリート製の箱で、それぞれ飼育されたマウスから生まれた子マウスの23日間の生存率実験をした結果です。

 

生存率以外にも、精神的、肉体的に大きな差が出たことが分かっています。

コンクリートや鉄製の箱で飼育された子マウスの脳をX線で撮影するとストレスのたまり具合が多いことが判明し、実際にそれらの子マウスはイライラと落ち着きがなかったという結果が出ています。

この実験結果からも、木材は他の素材と比べて生き物に与えるストレスや弊害が少ないということがわかります。

 

また、

木材はすべりにくく、適度にやわらかいので、事故の発生率も低く、精神面でも安らぎや温かさを感じられる素材であることは言うまでもありません。

 

健康で快適な暮らしのためには、木だけではなく、自然素材を使った家をお勧めします。

 

R.

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