
好きな街
いつも神戸の工務店パルステージのブログをご覧いただき、ありがとうございます。設計担当河本です。
先日、設計の研修で中国地方に行くことがありましたので、少し早起きをして、広島の尾道に立ち寄ってみました。
子供ができてからはなかなか行けてないのですが、高校時代に野宿の旅で立ち寄って以来、旅行のついでや帰省のついで等、10年ほどの間毎年行っていた街です。
一番好きな街と言っても良いかもしれません。
海と山が近いのは神戸と同じで、好きなところです。
母方の祖父母が、尾道からしまなみ海道を渡った島出身なので、潜在的な好みもあるのかもしれません😉
今回のブログは、尾道について歌っている歌にのせて(1曲目です↓)
駅をでて少し南に進むと海(尾道水道)があり、対岸には向島という島が見えます。
う海辺にはウッドデッキの広場があり、心地よい季節には人がくつろいでいたり、散歩したりしていて、とても好きな場所・豊かな場所です。夏の夕暮れ時には海を見ながらビールを飲むのが最高です。
私が初めて来たときにはここまで駅前に海が開けていることはなかったのですが(駐輪場?)、再開発で生まれ変わりました。
自然と人が集まる。人がくつろぐ。私はこういう場所を設計したいんだと、つくづく感じる気持ちの良い場所です。
尾道に行って何をするのか?
いつも目的は特になく、散歩したり、海を見たり、食事をしたり。
今回もやったことといえば、商店街を歩いて、喫茶店でモーニングを食べて、山に登り、下り、尾道ラーメンを食べ、海沿いを歩いたくらいです😅
建築の学生時代には、尾道に魅力は「坂の街だからこその、景観とエクステリアだ!」と思ったものですが、今回改めて歩いて感じたのは、現代の建築基準法や不動産の価値ではマイナス評価とされる、路地や、車の入れない道に建つ古い建物、アウトローな建て方・建物が残っているのはとても魅力的だということ。有名な千光寺もなかなかワイルドな建て方です。
写真を見返すと路地の写真ばかり。自分でもひいています…が、これも尾道の魅力です。
今回、およそ15年ぶりに山側に上ってみると、山の頂上に新しい展望台ができていました。(2022年にできた、建築設計事務所「AS」設計の尾道千光寺公園展望台「PEAK」)
「はいはい、どうせまた高いところに登らせときゃいいとか思ってるんでしょ」と思いながら、登ってみると…
素晴らしい場所・景色でした。参りました…😅
見えないところが見えることって、とても嬉しいことです。
他にも、久しぶりに山に登ってみると、素敵な建物に気づきました。大正時代に建てられた別荘建築をリノベーションした建物らしく、ゲストハウスでカフェ利用もできるようなので、次回は来ようと決めました
しっかり尾道ラーメンを食べ、研修に間に合う電車の出発時刻5分前に尾道駅到着。3時間という短い時間でしたが、満喫しました✨
次は、季節の良い時期にまた行きたいと思います。
Koumoto